Pythonバージョンの確認:ターミナルでの手順
Pythonのバージョンを確認するには、ターミナル(またはコマンドプロンプト)を開き、次のコマンドを入力します。
python --version
このコマンドは、インストールされているPythonのバージョンを表示します。出力は次のようになります。
Python 3.8.5
上記の例では、Pythonのバージョンは3.8.5です。
なお、システムにPython 2とPython 3の両方がインストールされている場合、python
コマンドはPython 2を、python3
コマンドはPython 3を指す可能性があります。その場合、Python 3のバージョンを確認するには次のコマンドを使用します。
python3 --version
これらのコマンドを使用することで、ターミナルから直接Pythonのバージョンを確認することができます。これは、Pythonの環境を設定したり、特定のPythonバージョンでスクリプトを実行する必要がある場合に非常に便利です。また、エラーのトラブルシューティングにも役立ちます。たとえば、特定のPythonバージョンでのみ発生する問題を解決するためには、まず自分のPythonバージョンを確認する必要があります。この手順はそのための最初のステップとなります。
Pythonバージョンの確認:コード内での手順
Pythonのバージョンをコード内から確認するには、sys
モジュールを使用します。このモジュールはPythonのランタイム環境に関する情報を提供します。以下にその手順を示します。
まず、sys
モジュールをインポートします。
import sys
次に、sys.version_info
を使用してPythonのバージョン情報を取得します。
print(sys.version_info)
このコードを実行すると、次のような出力が得られます。
sys.version_info(major=3, minor=8, micro=5, releaselevel='final', serial=0)
上記の例では、Pythonのバージョンは3.8.5です。
また、sys.version
を使用して、より詳細なバージョン情報を含む文字列を取得することもできます。
print(sys.version)
このコードを実行すると、次のような出力が得られます。
3.8.5 (default, Jan 27 2021, 15:41:15)
[GCC 9.3.0]
この出力には、Pythonのバージョンの他に、ビルド日時やコンパイラの情報も含まれています。
これらの手順を使用することで、Pythonのスクリプト内からPythonのバージョンを確認することができます。これは、特定のPythonバージョンでのみ動作するコードを書いている場合や、Pythonのバージョンによって動作が異なるコードを書いている場合に非常に便利です。また、エラーのトラブルシューティングにも役立ちます。たとえば、特定のPythonバージョンでのみ発生する問題を解決するためには、まず自分のPythonバージョンを確認する必要があります。この手順はそのための最初のステップとなります。
ライブラリのバージョンを確認する方法
Pythonのライブラリのバージョンを確認するには、通常、そのライブラリの__version__
属性を使用します。以下にその手順を示します。
まず、確認したいライブラリをインポートします。ここでは、例としてnumpy
ライブラリを使用します。
import numpy
次に、__version__
属性を使用してライブラリのバージョン情報を取得します。
print(numpy.__version__)
このコードを実行すると、次のような出力が得られます。
1.19.2
上記の例では、numpy
のバージョンは1.19.2です。
この方法は、ほとんどのPythonライブラリで有効です。ただし、一部のライブラリでは、バージョン情報を取得するための別の方法を提供している場合があります。その場合は、そのライブラリの公式ドキュメンテーションを参照してください。
これらの手順を使用することで、Pythonのスクリプト内からライブラリのバージョンを確認することができます。これは、特定のライブラリバージョンでのみ動作するコードを書いている場合や、ライブラリのバージョンによって動作が異なるコードを書いている場合に非常に便利です。また、エラーのトラブルシューティングにも役立ちます。たとえば、特定のライブラリバージョンでのみ発生する問題を解決するためには、まず自分のライブラリバージョンを確認する必要があります。この手順はそのための最初のステップとなります。