MacでVSCodeを使ってPythonを始める方法

VSCodeのインストール

Visual Studio Code（VSCode）は、Microsoftが開発した無料のコードエディタです。以下に、MacでVSCodeをインストールする手順を説明します。

VSCodeのダウンロード
- 公式サイトからVSCodeをダウンロードします。”Download for Mac”をクリックしてダウンロードを開始します。
VSCodeのインストール
- ダウンロードしたVSCodeのインストーラ（.zipファイル）を開きます。
- 展開された「Visual Studio Code.app」をアプリケーションフォルダにドラッグします。
VSCodeの起動
- アプリケーションフォルダから「Visual Studio Code.app」を開きます。

以上で、VSCodeのインストールは完了です。次に、Python開発環境を整えるために必要なプラグインのインストールに進みましょう。

VSCodeは多くの言語をサポートしていますが、Pythonを使うためにはPython専用のプラグインをインストールする必要があります。以下に、その手順を説明します。

以上で、Pythonプラグインのインストールは完了です。次に、VSCodeでPythonのバージョンを選択する方法について説明します。

VSCodeでは、複数のPythonバージョンを管理することが可能です。以下に、VSCodeでPythonのバージョンを選択する手順を説明します。

VSCodeを開き、コマンドパレットを開く
- VSCodeのメニューバーから「表示」を選択し、「コマンドパレット」をクリックします。または、Cmd + Shift + P（Mac）またはCtrl + Shift + P（Windows）を押すことでもコマンドパレットを開くことができます。
Pythonのバージョンを選択
- コマンドパレットに”Python:Select Interpreter”と入力し、Enterキーを押します。
- 利用可能なPythonインタープリタの一覧が表示されるので、使用したいバージョンを選択します。

以上で、VSCodeでPythonのバージョンを選択する方法を説明しました。次に、Pythonファイルの作成と実行方法について説明します。

VSCodeを使ってPythonファイルを作成し、実行する方法を以下に説明します。

新しいPythonファイルの作成
- VSCodeのメニューバーから「ファイル」を選択し、「新規ファイル」をクリックします。
- 新しいタブが開くので、ファイル名を入力します。Pythonファイルの拡張子は.pyです。
Pythonコードの記述
- 新しく作成したPythonファイルにPythonのコードを記述します。例えば、print("Hello, World!")と入力します。
Pythonファイルの保存
- VSCodeのメニューバーから「ファイル」を選択し、「保存」をクリックします。
Pythonファイルの実行
- VSCodeの右上にある「再生」ボタンをクリックすると、Pythonファイルが実行されます。出力は「ターミナル」ビューに表示されます。

以上で、VSCodeでPythonファイルを作成し、実行する方法を説明しました。次に、VSCodeの日本語化について説明します。

VSCodeはデフォルトでは英語で表示されますが、日本語化することも可能です。以下に、その手順を説明します。

VSCodeを開き、拡張機能ビューを開く
- VSCodeの左側のアクティビティバーにある四角いアイコンをクリックします。
日本語パックを検索
- 検索ボックスに”Japanese Language Pack for Visual Studio Code”と入力し、検索結果からMicrosoftが提供する日本語パックを見つけます。
日本語パックをインストール
- 日本語パックの詳細ページを開き、”インストール”ボタンをクリックします。
VSCodeを再起動
- インストールが完了したら、VSCodeを再起動します。これで、VSCodeのインターフェースが日本語になります。

以上で、VSCodeの日本語化について説明しました。次に、VSCodeでのPythonデバッグについて説明します。

VSCodeは強力なデバッグ機能を持っており、Pythonのデバッグもサポートしています。以下に、その手順を説明します。

デバッグビューを開く
- VSCodeの左側のアクティビティバーにある虫のアイコンをクリックします。
デバッグ設定を作成
- デバッグビューの上部にある歯車のアイコンをクリックし、”Python File”を選択します。これにより、.vscode/launch.jsonというデバッグ設定ファイルが作成されます。
ブレークポイントを設定
- デバッグしたいPythonファイルを開き、ブレークポイントを設定したい行の左側をクリックします。赤い丸が表示されればブレークポイントが設定されたことを示します。
デバッグを開始
- デバッグビューの上部にある緑の三角ボタンをクリックすると、デバッグが開始されます。ブレークポイントでプログラムが一時停止し、変数の値を確認したり、ステップ実行したりすることができます。

以上で、VSCodeでのPythonデバッグについて説明しました。これらの手順を踏むことで、VSCodeを使ってPythonのコードを効率的にデバッグすることができます。